伝えたいand守りたい

Message

“伝えたい”と”守りたい”——
美容・医療分野等の薬機法・景表法に基づいた問題解決や夢の実現をお手伝いする京都の広告支援会社です。

私たちは、ただ広告をつくるだけの存在ではありません。
化粧品・健康食品・医薬部外品・医薬品・美容雑貨など、女性向け商材を中心に、「伝えたい想いをカタチにする」すべてのフェーズで、企業と共に伴走するコンサルタントとして支援しています。

法規対応 × 売上貢献
この2軸を土台に、企業のブランド価値を守り、高め、届ける支援をしています。
薬機法・景表法に基づいた表現チェックやリライト、顧問契約による継続的なサポート、社内研修や講座開催を通じた薬事人材の育成など、法規と売上、どちらも妥協しないマーケティング戦略の立案をしています。

“伝えたい”を超えて、“伝わる”へ。
“守りたい”を超えて、“守る”へ。
これからも、信頼と共感を育みながら、あなたの伴走者であり続けたいと願っています。

橋本 圭子

Service

  • 薬機法・景表法コンサルティング

    01

    薬機法・景表法コンサルティング

    薬機法・景表法に準拠した広告表現のチェックやリライトを行います。顧問契約により、継続的なサポート体制も整えており、安心してご依頼いただけます。

  • セミナー/人材育成

    02

    セミナー/人材育成

    社内研修や講座の開催を通じて、薬機法や景表法に対応できる薬事人材の育成を支援します。さらに、専門家として各種セミナーへの登壇も行っております。

  • 女性向け商品マーケティング支援

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    女性向け商品マーケティング支援

    女性向け商品のマーケティングを支援し、ターゲットに響く訴求を実現。薬機法や景表法の法規対応と売上向上の両立を目指し、企業に寄り添った伴走支援を行います。

Voice

Voice 01

福岡市 G社
セミナー講座

とても分かりやすいご説明で、これまでぼんやりと認識していたことが、本日のセミナーでより鮮明になったと思います。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

企画部門・女性

Voice 02

福岡市 G社
セミナー講座

基礎知識がなく、ちょうど業務で難しく感じていたところでしたので、大変助かりました。頂きました資料も今後活用させていただきます。

商品開発部・女性

Voice 03

京都市 Sさま
薬事講座

難しい言葉は使わず、分かりやすい言葉で解説いただき、化粧品の広告表現について自信がつきました。講座後のフォローもあり、とても安心できました。

Voice 04

福岡市 G社
顧問契約

健康食品や機能性表示食品、化粧品の広告表現について、レスポンスが早く、スピーディーな広告展開に最適のパートナーです。いつも分かりやすくご丁寧な解説つきで助かっています。

Voice 05

横浜市 K社
コンサルティング

美容業界や広告についての知識や経験が豊富で、薬事チェック以外のアドバイスもしてもらえて大変助かりました。また困ったときはご相談します。

Works

  • 2025.11.06|広告・顧問実績|広告表現&リライト|法規対応・売上向上支援|法規対応・売上向上支援実績|薬機法広告相談・サポート

    薬機法対応と売上向上の両立 ─ 化粧品のLP改善事例

    案件概要 商品カテゴリー:バストケアクリーム ターゲット:産後の30代~40代女性課題:効能訴求が弱く、ターゲットの潜在ニーズに応えられていない悩みの本質:サプリでもブラでも解決しない「自信の喪失」「自分を取り戻したい」という感情的ニーズ 改善内容:「効能」から「感情」へのシフト Before・After Before 「ハリ感UP、潤い感で美しいバストへ」(効能中心、一般的な表現) After 「産後、諦めていた自分を取り戻す。毎日のケアが、頑張る私を労わるひとときになる」(潜在ニーズに寄り添う) 何を変えたのか 薬機法の枠内で、感情的訴求を強化ハリ感・潤い感という効能は守りながらも、その奥にある「自信の回復」「セルフケアの充足感」を訴求 ターゲット像を深掘り「サプリでもブラでも解決しない悩み」を言語化し、他にはない共感ポイントを創出 理想像の解像度を上げる商品使用後の「心の変化」まで想像させることで、購買動機を高める 薬機法対応と売上向上の両立 私たちのアプローチ 薬機法の「効能表示の制限」は、実は「感情訴求の入口」です。 効能だけでは、顧客の心は動かない 女性は「自分がどう変わるのか」「どんな気持ちになるのか」で購買を決める 薬機法の枠の中で、その感情までデザインする それが、法的にもセーフで、売上も上がるLPの正体です。 単なる薬機法チェックにとどまらない このプロジェクトで提供したのは、女性に売れる広告づくりのトータルコンサルティングです。 ターゲット女性の潜在ニーズ洗い出し ライフステージと感情に寄り添うメッセージング 効能と感情的メリットの融合 理想像の解像度を高めるコピーライティング 薬機法を守りながら心に響く広告づくり 女性向け美容・ボディケア商品のLP改善は、コンプライアンスと購買促進の両立が鍵です。私たちは、その両方を実現するサポートをしています。 詳細については、お気軽にご連絡ください。 無料相談はこちら https://kyk-lab.com/works/1936/

  • 2025.10.28|研修/セミナー|社内研修・講座開催

    セミナー報告|ファスティング・栄養カウンセラー向け講座

    実施概要 株式会社ATE主催、Rinascita fasting依頼のもと、ファスティング指導士や栄養カウンセラーとして活動される事業者向けのオンラインセミナーを実施いたしました。 ファスティング指導士育成アカデミーRFA - Rinascita fasting 本セミナーは、健康関連ビジネスに携わる専門家が抱える「正確な情報発信と法規制遵守」という重要な課題に対する実践的なソリューションを提供しました。 セミナー概要 開催形式: Zoomウェビナー 実施時間: 2時間 対象者: ファスティング指導士、栄養カウンセラー、健康関連事業者 参加形態: 講師陣を含む企業・団体単位での参加 セミナーが解決する課題 健康食品やファスティング指導の領域では、薬機法・景品表示法・医師法といった複雑な法規制が関わってきます。これらの法規制を正確に理解し遵守することは、事業者にとって必須の知識です。 しかし多くの事業者は以下のような課題を抱えています: 広告表現が法に触れていないか判断が難しい 社内研修では専門的な解説が充実していない 法規制の改正情報をどのように取り入れるか分からない 安心して活動するための実践的な知識が不足している 本セミナーは、これらの課題を解決し、事業者が安心して正確な情報発信を行うための知識と実践スキルを習得することを目指します。 セミナー内容紹介 1. セルフ発信チェック 参加者が自社の広告表現や情報発信について、実際に法規制に基づいたチェックを行うセッション。実践的な視点から、現在の発信内容の問題点や改善点を認識するきっかけとなります。 2. 法規制を守る理由の理解 単に「法規制を守らなければならない」という義務的な理解ではなく、なぜそのルールが存在し、それが消費者・事業者双方にどのような影響を与えるのかを理解します。このセクションにより、参加者の法規制遵守に対するモチベーションが大きく向上します。 3. 薬機法についての詳解 医薬品、医療機器、化粧品、サプリメントなどの販売・広告において最も重要となる薬機法。禁止表現、許可表現の違い、そして「医薬品医療機器等法」における最新の規制内容を詳しく解説します。 4. 景品表示法への対応 誇大広告や根拠のない表現を規制する景品表示法。特に健康食品や美容関連商品の広告表現において頻繁に問題になる領域です。セミナーでは事例を交えながら、適切な表現方法を学びます。 5. 医師法との関係性 医師免許を持たない者による医学的判断や診断の禁止など、医師法との接点を理解します。栄養指導の範囲と医学的指導の境界線を明確にすることで、コンプライアンスリスクを低減します。 6. 広告表現クイズ 理論的な学習に加えて、実際の広告表現が法に適合しているかどうかを判断する双方向的なクイズセッション。参加者が即座に知識を活用し、理解度を確認できる実践的なコンテンツです。 7. 実践ワーク セミナーの総括として、参加者自身が学んだ知識を用いて、架空シナリオの中で適切な情報発信方法を検討するワークを実施。この実践ワークにより、セミナー終了後の実務への応用がスムーズになります。 8. 質疑応答 各業界や企業特有の課題について、講師との直接的なやり取りを通じて、参加者の具体的な疑問や不安を解消します。 依頼主様からのご感想 「今回のセミナーは、とても生徒にとって(講師陣も参加していました)実りある貴重な時間となりました。社内だけでは伝えられない情報ばかりで大変ありがたかったです。学んだことを活かし規定を守って、正しい情報で伝えられるように努めていきます。」 このご感想から、以下の点が明確に示されています: 多層的な学習価値: 生徒だけでなく講師陣にとっても新しい学びがあった 社内研修では補えない専門知識: 外部専門家による解説の重要性 実務への直結性: 学んだ内容が実際の事業活動に即座に活かせる内容 セミナーの構成の工夫 本セミナーが高い満足度を得た理由として、以下のような構成上の工夫が挙げられます: 1. 知識の段階的習得 法規制の基礎から始まり、具体的な事例、そして実践応用へと段階的に進行することで、参加者のスキルが無理なく向上します。 2. 理論と実践のバランス セルフチェック、クイズ、ワークといった実践的な要素を交えることで、単なる講義ではなく「習得と実践の場」となります。 3. インタラクティブな設計 質疑応答や実践ワークにより、参加者が受動的ではなく能動的に参加する環境を創出しています。 4. 業界特有の課題への対応 ファスティング指導士や栄養カウンセラーという特定の職種に特化した内容により、参加者の「自分たちのための研修」という実感が生まれます。 対応可能なセミナー・研修のテーマ 広告法規制や医師法に関する研修を始め、以下のようなテーマでも対応可能です: 薬機法・景品表示法の基礎と実践 健康関連ビジネスのコンプライアンス SNSでの情報発信と法規制 医療法・医師法と事業活動の関係 消費者保護法制と企業責任 業界別・職種別のコンプライアンス研修 最後に 現在、健康食品、サプリメント、フィットネス、栄養指導など、健康・ウェルネス関連の事業が急速に増加しています。同時に、消費者保護を目的とした法規制も厳格化の傾向にあります。 正確な知識と適切な実践により、事業者は安心して活動でき、消費者も信頼できる情報を得ることができます。 セミナー・研修の実施をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴社・貴団体の課題や目標に応じた、最適なプログラムをご提案させていただきます。 お問い合わせ セミナー・研修の依頼、ご相談については、以下よりお問い合わせください。 アーカイブ録画: 対応可能 資料提供: 対応可能 内容のオーダーメイド: 対応可能 詳細については、お気軽にご連絡ください。 セミナーについて相談してみる

  • 2025.09.18|広告・顧問実績|薬機法広告相談・サポート

    ラジオに出演しました

    いつもお世話になっております。 この度、京都でエステサロン・スクールを展開されている金寿美さんにお声かけいただき、「キンスミクラス」というラジオチャンネルに出演させていただきました。 放送内容について 2週にわたって放送していただきます 第1週目:9月28日放送 「一般の方が化粧品やサプリを購入する際に気を付けるべき広告表現のポイント」 多くの方が経験されているトラブルを避けるために: 知らない間に定期購入になっていた シミやしわが消えると思っていたけれど、実際は違ったなどの誇大広告 購入者が気を付けるポイント このようなことにならないよう、消費者目線で広告の見方を解説いたします。 第2週目:10月5日放送 「薬事広告コンサルタントになった経緯と起業のきっかけ」 私がなぜこの道に進んだのか、起業に至った背景をお話しするとともに、美容に関するこだわりもお話しています。 ぜひ聴いていただければと思います 普段は企業様向けのお仕事が中心ですが、今回は一般の消費者の皆様にも役立つ内容をお話しさせていただきました。 お時間がございましたら、ぜひお聴きいただければと思います。 番組名: キンスミクラス放送日: 第1週 9月28日、第2週 10月5日(予定)出演者: 金寿美(TBCA)、橋本圭子(京都薬事広告ラボ株式会社) 聴取方法 Stand.fmアプリ各回8:30配信https://stand.fm/channels/646b178e0b5e6b2d87f9f787 FM GIG8:00よりCチャンネルhttp://219.117.222.169:8020/giglive 10:30よりAチャンネルhttp://219.117.222.167:8020/giglive

News&Column

  • 2026.01.09|もっと知りたい薬事広告|化粧品、医薬部外品

    1分で化粧品広告のOK・NG表現が判断できるチェックリスト

    化粧品広告は、薬機法や景表法などの法律に加え、掲載媒体ごとの審査もクリアしなければなりません。この記事では、OK表現とNG表現を直感的に見分けるためのポイントを整理しました。公開直前に使えるチェックリストも用意したので、日々の業務で活用してください。 なぜ化粧品広告のOK・NG判断は難しいのか? 上司からは「『シミが消える』みたいに、効果がハッキリ伝わるように書いてよ!」と求められる一方で、法務からは「法律違反になるから絶対にダメ」と止められる板挟みが、担当者のつらいところです。 ここでは、化粧品広告のOK・NG判断が難しくなる理由を解説します。 薬機法と景品表示法の二重規制が関わるため 化粧品広告は、薬機法と景品表示法の2つの法律を同時にクリアしなければいけません。薬機法で「医薬品のような効果はNG」という基準を守っても、景品表示法がその表現に根拠があるのかを厳しくチェックし、なければアウトになります。薬機法だけ守るだけでは不十分という二重のハードルが、判断を複雑にしているのです。 表現判断が単語ではなく文脈に左右されるため NGワード集さえあれば完璧とは言えません。例えば、OK表現を使用していても、画像や比較、体験談のニュアンスで「効きそう」と誤解させればアウトになります。単語単体ではなく、全体の文脈や訴求内容まで注意しましょう。 化粧品広告で押さえるべき3つの考え方 化粧品広告では、「どこまで書けるか」を正しく判断する3つの視点があります。ここでは、安全な広告作りに必要な考え方を順に解説します。 一般化粧品・医薬部外品の分類ルール 最初に、手元の商品のカテゴリを見てみましょう。一般化粧品の場合、広告で言える効能は、厚生労働省が定めた「化粧品の効能の範囲(56項目)」にある表現が基本です。一方、医薬部外品なら、承認された特定の効能(例:日やけによるシミを防ぐ)だけは謳えます。カテゴリによってOK・NG表現が変わるため、自社商品がどのカテゴリに当てはまるかを確認してください。 化粧品で認められる作用の範囲 一般化粧品の役割は、「体を清潔にする」「美しく見せる」「健やかに保つ」など、体への作用を緩和できることです。つまり、肌の構造を変えたり、生理機能に影響を与えたりする表現ができません。例えば「細胞を修復する」や「肌本来の機能を取り戻す」といった表現は、化粧品の域を超えていると判断されます。あくまで「肌を整える」「うるおいを与える」といった、日常のケアの範囲内で表現しましょう。 医薬品的効能と見なされる伝え方 治療や改善といった医薬品的な効能をイメージさせる言葉はNGです。「ニキビが治る」「シミが消える」「アンチエイジング(若返り)」といった表現は、病気を治す医薬品の役割に踏み込んでいるため、一般化粧品・医薬部外品で表現できません。 また言葉だけでなく、ビフォーアフターの写真で劇的な変化を見せるのもNGです。たとえテキストで断定していなくても、写真を見た人が「これで治るんだ」と誤解すれば、薬機法違反になります。 化粧品広告のOK・注意・NG表現チェックポイント ここでは、化粧品広告でのOK・注意・NG表現を整理しました。現場で迷った際は一度確認してみてください。 化粧品で確実に使えるOK表現 以下の表は、厚生労働省が認めた「化粧品の効能効能(56項目)」の代表例です。表に記載された表現は、事実に基づいている限り、広告に使用できます。 ▼代表例「化粧品の効能効果の範囲」 部位別そのまま使えるOK表現皮膚(肌)(19)肌を整える(20)肌のキメを整える(22)肌荒れを防ぐ。(23)肌をひきしめる。(24)皮膚にうるおいを与える。(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。(28)皮膚の乾燥を防ぐ。(31)肌にツヤを与える。(32)肌を滑らかにする。(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。※1頭皮・毛髪(1)頭皮、毛髪を清浄にする。(2)香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。(4)毛髪にはり、こしを与える。(9)毛髪のつやを保つ。(13)毛髪の水分、油分を補い保つ。爪(39)爪を保護する。口唇(42)口唇の荒れを防ぐ。歯(49)ムシ歯を防ぐ。※2 ※1:日本香粧品学会の「化粧品機能評価ガイドライン」に基づく試験等を行い、その効果を確認した場合のみ使用可能です。※2:使用時にブラッシングを行う歯みがき類の場合に使用可能です。 参考資料:日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン(2020年版)」 また「べたつかない」「しっとり」などの使用感や、「肌のキメを整えて明るく見せる」などのメイク効果による見た目の変化は、事実なら問題ありません。「乾燥を防ぐ」「うるおいを保つ」のように、肌を保護・維持する表現は化粧品広告でよく使用されています。 文脈次第でOKにもNGにもなる注意表現 前後の文脈や根拠の有無によって、OKにもNGにもなる表現があります。例えば「エイジングケア」は、「年齢に応じたお手入れ」という意味ならOKですが、「老化を止める」という文脈で使えばNGになります。以下の表は、条件次第で判断が変わる表現をまとめました。 OKになる文脈NGになる文脈No.1・ランキング効能効果、安全性以外の内容第三者機関の調査など、客観的なデータと出典を併記する効能効果・安全性に関わる内容客観的根拠のない自社調べや、データなしで「業界No.1」と謳う体験談(口コミ)「さっぱりした使い心地です」など、使用感や個人の感想にとどめる「使ったらシワが消えました」など、効果効能を保証する内容(「※個人の感想です」と注釈しても不可)エイジングケア「年齢に応じたうるおいケア」と『お手入れのこと』と定義して使う「若返る」「老化をストップ」など、身体機能の変化を暗示する浸透「※角質層まで」と範囲を注釈する一般化粧品の場合、「真皮まで浸透」と角質層より奥への浸透を謳う成分の訴求「保湿成分として〇〇を配合」と配合目的を伝える「〇〇成分が肌細胞を修復する」と成分の薬理作用を強調する 要注意表現を使うときは、「それは事実か?」「範囲を超えていないか?」と自問するクセをつけましょう。 医薬品的効能と判断されるNG表現 治療や身体機能の回復を意味する表現は、医薬品にのみ許された表現です。化粧品広告では一切使えません。以下の表現が使われていないか、確認しましょう。 治療・回復系:治す・治療・回復・完治など 改善・変化系:肌質改善・細胞再生・若返り・アンチエイジング(若返り)など 消失系:シミを消す・シワをなくす・ニキビ跡を消す 視覚的保証:シワやシミが完全に消えたようなBefore・After写真 薬機法違反のリスクを避けるためにも、医薬品的効能効果表現は避けてください。 化粧品広告の媒体別チェックポイント 広告媒体によって、チェックすべきポイントは異なります。ここでは、薬機法や景表法に注意すべきポイントを媒体ごとに説明します。媒体ごとの特性を理解し、リスクを避けましょう。 LPで注意すべきポイント ランディングページ(LP)は全体を通して「医薬品のような効果がある」と誤解されないかを確認します。愛用者の体験談や口コミは「個人の感想」と注釈を入れても、効能効果を保証する内容であれば薬機法違反です。 またBefore/After画像では「使い続けてシミが消えた」ように見える画像は、効能の範囲を超えているため、使用は認められません。「洗顔で汚れが落ちた(洗浄効果)」や「ファンデーションでシミが隠れた(メーキャップ効果)」などの物理的な変化の事実のみ、Before/After画像の使用は認められます。LP制作時には、薬機法と景表法の両方の観点からチェックしましょう。 バナーで注意すべきポイント バナー広告は、購入者に言葉でクリックさせようとするあまり、NGワードを使いがちな媒体です。例えば「劇的に変わる」「絶対おすすめ」などの強調表現や、「最高の」「No.1」などの最大級表現は、具体的な根拠がない限り使用できません。また、シミが消えたりシワがなくなったりするなどの加工した写真も、消費者に過度な期待を抱かせるため、避けてください。 SNSで注意すべきポイント SNSでは、企業アカウントだけでなく、インフルエンサーによるPR投稿も規制の対象です。インフルエンサーが「シミが消えた!」と個人の感想を投稿した場合でも、広告主である企業が責任を問われます。 また、ステマ規制への対策として、X(旧Twitter)では「#PR」等のハッシュタグではなく、本文中への明記が求められるなど、各プラットフォームの最新ルールに従って運用しましょう。 動画広告で注意すべきポイント YouTubeやTikTokなどの動画広告では、映像だけでなく、AI音声によるナレーションやテロップも薬機法の対象になります。 動画は視覚的に効果を訴求しやすいため、肌がみるみる綺麗になった演出や、「若返る」といった音声を入れると、医薬品的効能の暗示とみなされます。ショート動画でも、視聴者に映像の演出やナレーションの言葉、テロップの文字などに誤認を与えないか確認してください。 化粧品広告を公開前に見るべき5つのチェックリスト 原稿が完成したら、最後に以下のチェックリストで確認してください。 チェック項目確認すべきポイントOK基準①効能の範囲書かれている効能は、厚労省が認めた「化粧品の効能(56項目)」にあるか?治す・再生・アンチエイジングなどの範囲外の言葉をすべて削除。56項目の言葉や、印象・使用感に置き換える②医薬品的表現改善・治療など、医薬品に誤解される言葉が紛れ込んでいないか?事実であっても法的に認められた表現へ修正されている例:肌荒れ改善→肌荒れを防ぐ③比較・No.1効能効果と安全性に関わる内容はないか?業界No.1・最高峰などの最大級を示す表現に、客観的な根拠やデータはあるか?使用感などに基づいている自社調べではなく、第三者機関による客観的な調査データと出典元が併記されている(優良誤認を防ぐ)④画像・体験談写真や口コミの内容が、効果効能を保証するものになっていないか?「シミが消えた」ようなBefore/After写真や、「シワがなくなった」という感想がなく、使用感に留まっている⑤広告媒体LP・バナー・SNS・動画広告など、掲載先の独自ルールを守っているか?LPは全体の整合性、動画は音声やテロップ、バナーは強調表現、SNSはPR表記など、媒体ごとのリスクに合わせて調整している 以上の項目は、必ずクリアしておきましょう。 化粧品広告で使えるOK表現とNG回避の言い換えテンプレ 修正指示が来ても、ゼロから書き直す必要はありません。ここでは、すぐに使える言い換えテクニックを紹介します。 NG表現をOK表現に置き換える方法 医薬品的なNGワードを、治療からケア・予防・見た目にずらせばOK表現に変わります。NG表現からOK表現に言い換えたものを、以下にまとめました。 NG表現OK表現肌荒れを改善する肌荒れを防ぐニキビを治す(洗浄により)ニキビを防ぐ美白効果で白くする日やけによるシミを防ぐシワを解消・なくすメイクアップ効果で肌を明るく見せる毛穴レスになる乾燥による小ジワを目立たなくする※1アンチエイジング・若返り年齢に応じたエイジングケア ※1:効能評価試験済みの場合のみ使用可能です。 治すではなく防ぐ、変化させるではなく保つ・整えると、言い換えてみましょう。 印象・質感で安全に言い換えるコツ 効果を断定できないときは、肌の印象や質感に当てはめましょう。「肌が白くなる」と書くと美白効果の保証になりNGですが、「肌のキメを整え、明るい印象へ」とすれば、見た目の変化(物理的効果や使用感)としての事実で表現できます。同様に、「潤ってモチモチになる」という変化も、「しっとりとした質感」や「うるおいを与える」と言い換えれば、化粧品の効能範囲内で魅力を伝えられます。効果ではなく、使用後の状態・見た目にフォーカスするのがポイントです。 成分訴求を正しく表現する方法 特定の成分を強調する場合、「この成分がシミに効く」と表現できません。その成分が「何の目的で配合されているか」を説明しましょう。 「保湿成分として〇〇を配合」や「〇〇(成分名)が肌にうるおいを与えます」と書きます。単に「〇〇エキス配合」と書くだけでは不十分です。「肌を整える〇〇エキス」のように、保湿・保護・肌を整えるなどの配合目的とセットで記載すると、ルールを守りながら成分の魅力を伝えられます。 化粧品広告チェックは判断軸を持てば迷わない ここまで、化粧品広告のルールを整理してきました。法律の条文をすべて暗記する必要はありません。「56項目の範囲内か」「医薬品的でないか」「根拠はあるか」という判断軸さえ持ってば、迷いはなくなります。 今回紹介したOK・注意・NG表現をチームで共有し、日々の運用に役立ててください。デザイナーやライターから上がってきた原稿も、理由を持って説明できるはずです。 最後に、明日からデスクに貼って使える「3行チェック」を確認するだけでも、リスクを防げます。 NG:治す・再生・改善などの医薬品ワードが入っていないか? 注意:No.1・最高などの比較表現に、客観的な根拠データはあるか? OK:効能は56項目の言葉(防ぐ・整える・保つ)に置き換わっているか? 正しい基準と自信を持って、商品を届けていきましょう。 それでも、「この表現で大丈夫?」と迷う場面があるかもしれません。京都薬事広告ラボは、薬機法チェックから代替案の提案までサポートします。リスクを避けて売上を作るために、まずは気軽にご相談ください。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2026.01.08|読み物

    年間戦略キーワード|季節×ムード×薬機法で設計する美容広告と広報

     年が変わり、気持ちも新たに動き始める1月は、年間戦略カレンダーの製作やスケジュールの見直しにぴったりなタイミング。長期間のアプローチが必要となる美容広告・広報は、「いつ・何を・どう伝えるか」で成果が大きく変わります。特に美容分野では、季節要因、生活ムード(社会背景)、薬機法ルールが複雑に絡み合い、感覚だけでの企画設計では思わぬリスクにつながる可能性も。  さらに、「ネタ切れで結局去年と同じコピーを使っている」「攻めた企画を出したいけど、薬機法でつまずく」など、課題を抱える美容広報・PR担当者も少なくありません。  読み手も、そして書き手もマンネリと飽きを感じないように。2026年のプロモーションスケジュールのアイデアとして、「季節×ムード×薬機法」が交差する年間戦略キーワードをお届けします。美容PRの計画立てや年間コンテンツ設計のヒントとしてご活用ください。 もくじ ■ 【備える】スタート&リセット期の美容PR・広報戦略(1月〜3月)■【整える】五感とポジティブワードで伝える美容広告(4月〜6月)■【挑む】学びで攻略する長い夏の美容戦略(7月〜9月)■【満たす】ぜいたくな余韻を残すリッチな美容広告設計(10月〜12月) 【備える】スタート&リセット期の美容PR・広報戦略(1月〜3月) 1月|スタート&リセットの心理を「設計図」に変える  新年は唯一、変わる理由の説明が不要な月。肩肘張らないリラックス感とともに、新たな目標設定やキャリアアップ、マインドチェンジの空気が社会全体に漂っています。新しい自分へのサポートを美容で優しく後押しするような、モノ・コトの基礎づくりがおすすめです。 キーワード案:肌の仕事始め・新しい美容の相棒・スキンケアの棚卸し・お年玉コスメ など 薬機法エディター視点:新しい自分を応援するようなビューティアイテムの開封、物理的な断捨離(期限切れコスメ・ルーティンの見直し)をテーマに設計し、美容のスタート&リセットをライフスタイル提案に寄せることで、直接的なNG効能表現を回避しつつ、読み手の気分に合ったプロモーションを行えます。初売りやセール、おみくじ、開運日など、お正月関係の心躍るワードは、松の内までに設定するとより効果的です。その後、キャリアアップやマインドチェンジのポジティブな感性につなげていきましょう。 2月|「誰かを想う美容」やジェンダーレスコスメに注目  2月は、自分以外の人へ向けた視点が増えるタイミング。与える・共有する・選ぶというプロセスそのものに価値が生まれます。学生、社会人、支える家族などで生活スタイルが全く異なるという点でも、短くも深い2月は「人を想うこと」がポイントに。性別や金額でフラットに区切るのではなく、使う人を想う感覚や所作にフォーカスした提案が、新しいギフト文脈にもフックします。 キーワード案:贈る美容・シェアする香り・応援コスメ・勝負美容 など 薬機法エディター視点:ギフト文脈では効果効能の説明よりも、香り・シーン・デザインといった感覚価値を主語にする広告設計が◎。選ぶ理由と渡す理由を、想いや感性、少しの悩みに載せることで、納得感のあるコンテンツが成立します。スペックで競うのではなく気持ちに語りかける提案は、相手を大切に想う家族やパートナーへの応援、ジェンダーフリーやペアでのギフト訴求にも有効です。 3月|ゆらぎ期を乗り越える「お守り」の確保  季節の変わり目でもある3月は、新しい年度に期待を寄せながらもどこか不安が漂う、別れとゆらぎの時期。ビューティ目線では、花粉・寒暖差・環境変化によるトラブルが起きやすい月です。不安定な気持ちや肌に寄り添うような、お守り的ポジションを築くことでブランドへの信頼、安定感にアプローチできます。 キーワード案:ゆらぎ肌チェック・お守りコスメ・いたわりルーティン など 薬機法エディター視点:治す、改善する、鎮静するなどのNG表現ではなく、整える、守る、いたわるなどの言葉にスライドさせることで、ポジティブさを感じる広告表現に着地することが可能です。心の隙間や不安を煽らないよう、攻めの姿勢よりも安心感のある提案を行い、包み込むような広告設計を心がけ「ともに歩む」ことで、心理的な距離が縮まります。 【整える】五感とポジティブワードで伝える美容広告(4月〜6月) 4月|プロによる確かな情報で「清潔感と自信」を与える  年度始まりや新生活の第一印象には、感覚ではなく答えに導くような構造設計が共感を呼びます。また、「身だしなみに必要な清潔感を与える、ケア・メイクで自分に自信を持つ」など、見た目から自分自身のマインドにまで届くような広報・広告メッセージは、美容業界だからこそなせる技だと感じます。成分がいい、テクスチャーがいい、香りがいいだけで、気分は大きく変わるものです。 キーワード案:はじめましてのスキンケア・オフィス美容・身だしなみの新定義 など 薬機法エディター視点:テカリ、ヨレ、パサつきなどノイズになる要素を整理し、清潔感の大切さをプロ目線で伝えることで、広報・広告メッセージに説得力が生まれます。基礎的なケア製品のPRを成功させるためには、成分や「どうなる」かの提示が必要となりますが、誇大表現やNGワードの確認はより慎重に。香りに関しては使用シーンによる注意点も多いので、香りの強さを考慮したアイテムの選択など、4月はシビアな目利きも必要です。 5月|五感に訴える「体感表現」の書き分け  GWの高揚感や旅先での開放感、新生活の緊張がふっと抜ける脱力感、思い描いていた理想と現実のギャップで、5月病と呼ばれる心身の浮き沈みを感じやすい季節です。5月の美容PRでは、マイナスな気分をそっと溶かすような「体感の言語化」が有効になります。イベント、フォロー、チェンジなど、求められる製品の背景やテーマに着目しアプローチしていきましょう。 キーワード案:脱力ケア・ご自愛時間・気分転換のすゝめ・トラベルコスメ など 薬機法エディター視点:疲労回復、心も肌も甦らせるなど、心身への作用を示すワードはNGゾーン。香りの印象やテクスチャーの心地よさ、気分にフォーカスした体験の描写を中心に据えることで、伝えたい思いを削ることなく、法規制の枠内で最大限の魅力を引き出せます。目まぐるしい忙しさの中でキャッチしてもらうために、ひとつの文章やコピーを短くした、視覚的に疲れないテキストの工夫も効果的です。 6月|不快を「快」に変換する言葉の技術  梅雨の美容広告や広報は、言葉選びで方向性が大きく変わります。ネガティブワードは目にすると体感に結びつき、不快・症状訴求としての印象がアップ。ベタつき・ムレ・ニオイといったマイナス要素でインパクトを与える戦略もありますが、クリーンな背景が好まれるビューティの世界では、プラスの要素に引き寄せたいところです。 キーワード案:リフレッシュ習慣・清涼スキンケア・雨の日美容・おこもり美容 など 薬機法エディター視点:不安定な天気による悩みは、抑える、防ぐというワードとともに、快適に保つ、心地よく整えるなどのポジティブなワードをぜひ前面に。「不快なニオイを消す」といったNG表現を避けつつ、季節性によるニーズにマッチした広報や広告が可能になります。悩みに応えることは大切ですが、不快感を増幅させるような文言や画像の使用にはご注意を。 【挑む】学びで攻略する長い夏の美容戦略(7月〜9月) 7月|「学びのコンテンツ」でスペック理解と納得感をプラス  紫外線対策は、数値(SPF/PA)の大小だけで語ると消耗戦になりがち。そこで有効なのが、紫外線の種類や効果的な使用シーンなどの知識を伝える「学びのコンテンツ」です。情報が素早く流れる現代ではユーザーリテラシーが高まり、取捨選択も多岐にわたります。ライバルが多いUVケアジャンルでは、紫外線の基礎知識というベースから、プラスα要因の製品アピールへと誘導することで、光る独自性を伝えられます。 キーワード案:UVケアの基礎知識・自分に合う日焼け止めの選び方・スキンケア発想のサンクリーン など 薬機法エディター視点:学びや知識を深めるコンテンツは、直接的な効果を謳わずに製品訴求ができる戦略ルートです。紫外線のメカニズムやシーンを解説し、「日焼けを防ぐ」という結論だけでなく、「なぜこのケアが必要なのか」という製品独自の強みを共有することで、理解とともに必要性を伝えられます。UV対策は、年齢性別を問わずに興味関心が高いカテゴリです。上半期のベスコス(ベストコスメ企画)や新作ラインナップを意識する層に向けた、早い段階からのプロモーションも鍵となります。 8月|肌タイプや悩みに合わせた「パーソナルケア提案」  乾燥肌、脂性肌、普通肌、混合肌、敏感肌、ゆらぎ肌、インナードライ肌と、肌タイプが細分化した現代では、「自分の肌を理解し最適解を見つけたい」というニーズが高まっています。強い紫外線によるダメージが気になる真夏は、画一的な提案ではなくパーソナルな提案が有効です。 キーワード案:肌タイプ別UVケア・パーソナルスキンケア・日焼け止め図鑑 など 薬機法エディター視点:皮脂のベタつき、汗や紫外線によるヒリつき、冷房による乾燥、メイク崩れ、毛穴落ち、ニオイなど、夏の悩みは人それぞれです。最初から広い範囲をターゲットに据えてしまうと、情報の軸がブレてしまい魅力が伝わらない場合も。製品の特徴を多角的に捉え、肌タイプや悩みにマッチするパーソナルなケアを推進することで、ターゲットにヒットする確率が増えていきます。 9月|未来につなぐ「守るケア」に衣替え  夏を引きずりつつ、蓄積したダメージが表面化してくる9月。アフターサンケアや未来の肌投資を考え、高価格帯のプロダクトが動き出す「変化の季節」でもあります。コスメもポップで明るいカラーからアンニュイで落ち着きのある秋色へ移り変わり、メイク提案や販促にもマンネリを打破する旬なムードが訪れます。 キーワード案:スペシャルケア・うるおい集中・秋の肌支度・秋色コスメ など 薬機法エディター視点:化粧品によるアフターサンケアは、抗炎症、鎮静、修復などの効能表現がNGとなります。肌荒れを防ぐこと、うるおいで守ること、整えることなどを念頭に置き、逸脱表現や誇大表現にならないよう注意しましょう。コスメに関しては、肌の仕上がりやポイントメイクのカラー、その年に合わせたキーワードや雰囲気をしっかりとキャッチし、スピーディーに広告に取り入れることで、トレンドの波にうまく乗ることができます。 【満たす】ぜいたくな余韻を残すリッチな美容広告設計(10月〜12月) 10月|季節の移り変わりによる「美意識の変化」に訴求  長い夏の終わりは、シミや美白など特定のケアが注目を集める一方で、アピールできる範囲が限られてくるジレンマも。ただ、季節の移り変わりによりカサつく肌や、黄砂などの環境変化でゆらぐ肌に向け、うるおいの補給・保護にフォーカスすることは可能です。継続し愛用したくなる仕掛けを駆使した、持ち味を活かすPR設計を見つけ、美意識に届けましょう。  キーワード案:しっとり素肌・もちもちボディケア・ゆらぎ肌の休息ケア・こっくり濃密 など 薬機法エディター視点:薬機法により、美白やエイジングケアの効果を強調しにくい時こそ、テクスチャー表現の出番です。さっぱり、ひんやり、清涼感が主流だった夏に変わり、しっとり、こっくり、濃厚などの豊かな感性ワードを使用することで、薬機法リスクを回避しながら「高い保湿力と機能性」を脳内にイメージすることができます。軽さから質へとシフトした、リッチな美容PR演出は冬の終わりまで展開可能です。 11月|高揚感と温もりで引き上げる「欲しい」の言語設計  11月は、ホリデーシーズン直前の「気持ちが一段上を向く」タイミング。冷え込みや乾燥が本格化する一方で、ブラックフライデーや限定アイテムの登場により、購買意欲も自然と解放されます。「今こそ欲しい」という感情が生まれやすいので、満たされる自分や体験そのものを想像させる言語設計が効果を発揮します。年末に向けたカウントダウンが始まり、一年の終わりが近いことを実感する、楽しくも焦燥さ漂う月です。 キーワード案:限定コスメ・ストック買い・ホリデーコフレ・投資美容 など 薬機法エディター視点:効果やお得さを強調すると読み手は引いてしまうので、ポジティブな労いの言葉を交えながら、プラスの要素が浮かぶ描写を目指しましょう。この時期にその製品を選ぶ納得の理由を添えるだけで、購買意欲に火を灯すことが可能です。「なりたい自分像」に足りないものは何かと答え合わせを行う芯のある顧客に対し、頼もしくも優しい提案を贈る存在として、価値のある関係を築くこともひとつのゴールです。 12月|物語を完結させる「満足感」とご褒美  下半期のベスコスや年間アワードの発表、クリスマスやホリデーシーズン、年末という節目など、イベントが目白押しの12月はあっという間に過ぎ、振り返りへとムードが切り替わっていきます。この時期の美容PRで重要なのは、新しい魅力を上乗せすることではなく、「なぜこのアイテムが選ばれてきたのか」を丁寧に言語化すること。使い続けた時間や積み重ねてきた体験を提示することで、納得と余韻を残す訴求が可能になります。 キーワード案:年間ベスト・殿堂入りコスメ・感動スキンケア・自分へのご褒美 など 薬機法エディター視点:イベントに乗じたPRがポイントになるビューティ業界では、そこで終わらない、新習慣へと導線をつなぐ設計が重要です。長期的に繰り返しアプローチを行い、シーンやシーズンに合う提案を練り、その度に全体の価値を底上げすることで、功を奏する瞬間が訪れるのだと思います。小さくも大切な一歩として、誰かの記憶に残る広告を目指してみてはいかがでしょう。  伝えることと守ることを大切に。心に響く表現と、薬機法に基づく正確さを両立した広告サポートを得意としています。言葉選びに迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。 薬機法ビューティエディター 渡邊 1989年生まれ、一児の母。百貨店でのアパレル販売職を経て、2016年からライターとして独立。大手Webファッションメディアにて記事執筆を手がけ、現在は主に薬機法を考慮した美容コンテンツの製作を担当。PR企画や広報・広告サポートなど多方面で活動中。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2025.12.17|読み物

    薬機法|化粧品効能56項目のOK表現と言い換えガイド

     化粧品効能範囲56項目の基本と、シミ・シワ・ニキビなどで頻発しがちなNG表現について整理した前回の記事に続き、制作現場でそのまま使える「言い換え表現」をお届けします。  実際の広告やPR、SNS投稿、LP制作のシーンで迷わず言葉を選べるように、逸脱しない言葉とテンプレートをNGワードとともにリストアップしました。薬機法に配慮しながら製品の特徴を魅力的に見せ、自然な文章に仕上げるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。 もくじ ■ 化粧品56項目範囲内の言い換えとNGワード ∟メインワードの薬機法的言い換え■そのまま使えるライティングテンプレート ∟ヘアケアの薬機法的言い換え ∟スキンケア・ボディケアの薬機法的言い換え 化粧品56項目範囲内の言い換えとNGワード メインワードの薬機法的言い換え 清浄にする(洗浄) すっきりと洗い上げる、(余分な皮脂、古い角質、汚れ)を洗い流す NGワード:殺菌、消毒、除菌など すこやかに保つ 優しく労る、いきいきと保つ、すこやかに維持する NGワード:回復、改善、再生など なめらかにする つるんとした質感へ、すべるような感覚に、ざらつきをケア NGワード:毛穴を消す、若返る、修復など しなやかにする 穏やかに導く、弾むような、ごわつきをケア NGワード:肌弾力を回復、組織を柔らかくする、解消するなど 柔らげる ふっくらと、もちもち感、ソフトな質感 NGワード:コリをほぐす、組織を柔らかくする、解消するなど 保護する 優しく守る、うるおいヴェールをまとう、包み込む NGワード:ダメージゼロ、バリア機能を高めるなど うるおいを与える しっとりと、みずみずしく、乾きを満たす NGワード:真皮に届く、細胞を活性化など うるおいを保つ みずみずしく閉じ込める、ぷるんとキープ、水分の蒸発を防ぐ NGワード:うるおいが湧き出る、100時間持続など ハリを与える ピンとした感覚に、跳ね返すような、若々しい印象 NGワード:たるみ改善、リフトアップなど ツヤを与える 輝きをプラス、光沢を与える、上品な艶肌へ NGワード:組織構造の修正、肌や髪の回復など  顔や髪、爪や唇など、パーツにあう言葉を56項目内から使用し、誇大表現やNGワードに注意しましょう。  そのまま使えるライティングテンプレート  「つや・ツヤ・艶」「きれい・キレイ・綺麗」「うるおい・潤い」など、同じ意味を持つ言葉でも「ひらがな・カタカナ・漢字」によって与える印象が大きく変わります。美容広告や記事などのライティングでは、柔らかくなめらかなムードをつくるために“ひらき(ひらがな)”で表記することが多く、トーンや媒体にあわせて役割ごとの使い分けを行なっています。 使い分けのイメージ ひらがな:優しくやわらかな印象。感覚的な表現や情緒など、気持ちや使用感を伝えるシーンに◎。 カタカナ:軽く直感的な印象。キャッチコピーやキーワードなど、第一印象やリズム感の重視に◎。 漢字:明確で専門的、説明的な印象。成分や機能性など、普遍的な本質や価値観を伝える場面に◎。 ヘアケアの薬機法的言い換え 「香りにより毛髪、頭皮の不快感を抑える」 汗や皮脂の気になるニオイをカバーし爽やかに 嫌なニオイを包み込み清潔感を演出 ※殺菌などによるニオイ抑制表現はNG 「毛髪にハリ、コシを与える」 髪の芯から立ち上がるような弾力感 若々しいコシのある髪印象へ ※育毛、増毛に触れる表現はNG 「クシ通りをよくする」 さらりとした指通りを叶える 絡まりやすい髪をスムーズに 傷んだ髪が元に修復されるような表現はNG 「フケ、かゆみがとれる(抑える)」 フケを抑えすこやかな地肌に 乾燥によるかゆみを防ぐ ※アレルギーに対する表現はNG 「毛髪の水分、油分を補い保つ」 髪に必要なうるおいと油分のバランスを整える みずみずしくまとまるウルツヤ髪に ※皮脂分泌をコントロールする表現はNG 「裂毛、切れ毛、枝毛を防ぐ」 摩擦や乾燥によるダメージを予防 切れやすい毛先までしっとりとコーティング ※毛髪の寿命を伸ばす表現はNG 「髪型を整え、保持する」 さまざまなスタイリングを楽しめる 崩れにくい髪型をキープ ※過度な形状記憶表現はNG 「毛髪の帯電を防止する」 静電気によるパサつきや広がりを抑える 静電気を帯びた髪を扱いやすく ※電磁波遮断などの表現はNG スキンケア・ボディケアの薬機法的言い換え 「肌のキメを整える」 キメを整えなめらかな肌に キメの乱れが目立たない肌へ ※シワへの表現、抗酸化表現はNG 「肌荒れを防ぐ」 乾燥やゆらぎを感じにくい肌に カサつく肌を労り、すこやかに守る ※ニキビ表現はNG(洗顔料以外) 「肌を引き締める」 肌をキュッと引き締めさっぱりと 凛とした表情を覗かせる引き締まった肌へ ※毛穴の引き締め表現はNG 「皮膚にうるおいを与える」 みずみずしさ溢れる肌に 乾燥が気になる肌にうるおいを届ける ※角層を越える保湿表現はNG 「皮膚の水分、油分を補い保つ」 水分と油分を補給しバランス感のいい肌へ 肌をしっとりと艶やかに仕立てる ※皮脂分泌をコントロールする表現はNG 「皮膚の柔軟性を保つ」 触れたくなるような柔らかさに ごわつく肌をふっくらと柔らげる ※コラーゲン生成などの表現はNG 「皮膚の乾燥を防ぐ」 保湿膜で肌のうるおいを守る カサつきを防ぐみずみずしさ ※肌質を改善する表現はNG 「芳香を与える」 優しく寄り添う香りでリラックス気分 自分らしさを香りで際立たせる ※アロマテラピー、疲労を回復させる表現はNG  肌へのうるおい表現は角層までに限るので、誇大表現を防ぐために(※角層まで)と併記しましょう。  参考:F4 化粧品の効能効果の表現の範囲出典:日本化粧品工業連合会 化粧品等の適正広告ガイドライン 伝えることと守ることを大切に。心に響く表現と、薬機法に基づく正確さを両立した広告サポートを得意としています。言葉選びに迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。 薬機法ビューティエディター 渡邊 1989年生まれ、一児の母。百貨店でのアパレル販売職を経て、2016年からライターとして独立。大手Webファッションメディアにて記事執筆を手がけ、現在は主に薬機法を考慮した美容コンテンツの製作を担当。PR企画や広報・広告サポートなど多方面で活動中。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

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