販売名にパーフェクト。最大級ワードは受理されない?

2023.04.28|もっと知りたい薬事広告|化粧品、医薬部外品

化粧品なら届出、医薬部外品なら承認申請をする際、販売名をつけます。

世の中でよく耳にする商品名は、「愛称」と呼ばれる名前です。2つもあるなんてややこしいですね。

ただ、販売戦略が定まる前に届出や申請を行うのが通例ですのでいたしかたないことと察します。

基本的に販売名は自由に決めることができますが、

以下のような販売名はつけることができません。

【化粧品】

  1. 既存の医薬品・医薬部外品と同一の名称
  2. 虚偽・誇大、誤認を招く恐れのある名称
  3. 特定の成分名称を含む名称
  4. ローマ字のみの名称
  5. 剤形と異なる名称
  6. 他社の商標権を有する名称
  7. 公正競争規約に抵触する名称
  8. 医薬品または医薬部外品とまぎらわしい名

【医薬部外品】

  1. 既存の医薬品・医薬部外品と同一の名称
  2. 虚偽・誇大、誤認を招く恐れのある名称
  3. 特定の成分名称を含む名称
  4. 製品こ特定が困難な一般的名称のみを用いた名称
  5. 他社の商標権を有する名称
  6. ローマ字のみの名称
  7. 剤形と異なる名称
  8. 特定の効能効果を用いた名称
  9. 認められていない効能を用いた名称
  10. 安全性を強調
  11. 他社の誹謗中傷
【化粧品等の適正広告ガイドライン 2020年度版】より抜粋

ここでは、(2)について、最大級表現の「ウルトラ、スーパー等」が不適切例にあげられています。

このことから、今回は最大級の表現が必ずしもつけられないのか?についてポイントを説明します。 

たとえば、資生堂さんでは、「パーフェクトホイップ」という超有名な洗顔料があります。

これは、パーフェクトな泡(=剤型)であるから問題にならない表現なのです。

一方、パーフェクトアクア(保湿)やパーフェクトウォッシュ(洗浄)といった

効能効果に係る言葉が最大級になってしまうと、認められない販売名になります。

剤型や物理的使用感等のように、効能効果や持続性の保証にならない表現であれば、

販売名に最大級の表現を使用できる可能性が高いので覚えておくと良いでしょう。

販売名や商品名に悩んだら、薬事表現の専門家に相談を

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  • 2025.12.03|もっと知りたい薬事広告|化粧品、医薬部外品

    化粧品広告で気をつけたい景表法と薬機法。よくある文言を実例で解説!

    化粧品の広告制作において、「もっと魅力的に伝えたい」「もっとわかりやすい表現を使いたい」と感じる場面は多いはずです。いざコピーを考えると、景品表示法(景表法)や薬機法の壁にぶつかり、どこまでが許容範囲なのか判断に迷うこともあります。 本記事では、化粧品広告で頻出する文言を例に、景表法や薬機法に抵触しないためのポイントや言い換え表現を解説します。誤認リスクを避けつつ、消費者に商品の魅力を損なわず、正しく伝えるためにも、最後までお読みください。 化粧品広告で景表法が問題になりやすい理由3選 化粧品はイメージで魅力を伝える要素が強く、実物とのギャップが生じやすい商品です。景表法では、この「実際より良く・有利に見える表示」を厳しくチェックしており、化粧品広告は特に指摘が多くなっています。ここでは注意したい3つのポイントを紹介します。 価格や条件を実際よりお得に見せる「有利誤認」 価格や条件を実際より有利に見せる「有利誤認」です。よくある例としては、以下の3つがあります。 常時セール価格なのに「今だけ◯%OFF」と記載している 「初回限定」と書きつつ、実質的には通常価格と変わらない 他社より優れているかのように示す比較広告に根拠がない どのケースも、実態以上にお得に見えてしまう点が問題になります。 実物より商品を良く見せる「優良誤認」 優良誤認は、商品の品質や効果を実際以上に良く見せる行為を指します。違反例が、以下のとおりです。 微量成分を「高濃度で配合」と言い切る 加工したビフォーアフター写真で劇的な変化を演出 根拠がないのに「シミが消える」「短期間で若返る」と表現 虚偽・誇大表現に当たり、景表法違反です。肌悩みを抱える消費者に誤認させる行為は、金銭的損失だけでなく、肌トラブルにもつながり得るため、景表法では厳しく規制されています。品質の盛りすぎが優良誤認、お得の盛りすぎが有利誤認と覚えておきましょう。 化粧品のイメージと根拠のズレ 化粧品は世界観や雰囲気でイメージが先行しやすい商品ですが、客観的な科学的根拠が追いつかないケースが多く見受けられます。例えば、以下が化粧品によくあるNG表現例です。 「魔法のような変化」「瞬時に若返る」といった表現 SNSの個人投稿を事実のように用いる 写真・体験談だけで効果を示唆する 消費者庁から根拠資料の提出を求められた際、十分なデータを示せないケースは多く、そのまま違反に至ることも珍しくありません。具体的にどの表現がNGになりやすいのかを、次の章で整理します。 景表法で問題になるよくあるNG例 景表法では、消費者に誤認を与えるNG表現を厳しく禁止しています。ここでは、現場で判断に迷いやすい具体例を見ていきましょう。 「シミが消える」「小ジワが改善」などの医薬品的表現 「シミが消える」「小ジワが改善」などの表現は、医薬品的な治療効果を連想させるためアウトです。たとえ事実であっても、化粧品の効能範囲を超えて、消費者に誤認を与える表現は認められていません。 比較やデータ表示に必要な「合理的根拠」 「業界No.1」や「水分量2倍」といった数字は、商品の良さを具体的に訴求しますが、これらを謳うには客観的に実証された合理的な根拠が必須です。 調査の条件を隠したまま他社と比較したり、成分単体のデータだけで製品の効果を誇張したりするのは認められません。消費者の正当な判断を妨げる行為として、虚偽・誇大広告(不実証広告規制)の対象となるため、必ず製品そのものでの実証データを用意します。 ▼「業界No.1」に関する詳しく解説した記事はこちら 問題になるNo.1表示の特徴とは?を解説します。 化粧品広告での言い換えルール 化粧品は「人体への作用が緩和なもの」と定義され、「治る」「再生する」は医薬品のみに認められています。どんなに優れた成分を配合していても、厚生労働省が定める「化粧品の効能の範囲(56項目)」を越える表現は景表法や薬機法の対象となり、行政処分につながります。ここでは、化粧品広告で使用可能な広告表現ルールを確認しましょう。 化粧品広告で認められた56項目 一般化粧品で標ぼうできる効能効果は56項目に限定され、「肌を整える」「肌にハリを与える」「乾燥による小ジワを目立たなくする(※条件あり)」が該当します。この56項目に含まれない効能表現は、原則使用不可ですが、事実を変えない程度の言い換えは可能です。具体的なOK/NGラインを、以下の表で確認しましょう。 ▼化粧品で言える効能の決まり(抜粋) カテゴリ言えること(56効能の範囲内)言ってはいけないこと(範囲外)肌の悩み乾燥による小ジワを目立たなくする ※1シワが消える、シワを改善する肌の状態肌を整える、肌荒れを防ぐ肌荒れを治す、アトピーが治る見た目肌にハリ・ツヤを与える肌が若返る、アンチエイジング保湿皮膚にうるおいを与える皮膚の奥まで浸透して再生する ※1:「乾燥による小ジワを目立たなくする」と標ぼうするためには、ガイドラインに基づく試験を行い、効果を確認する必要があります 。 このように、「化粧品の効能の範囲(56項目)※」の中で、いかに商品の魅力を伝える表現に変換できるかが、広告制作のポイントとなります。 ※化粧品の効能の範囲の改正について(◆平成23年07月21日薬食発第721001号) 化粧品と医薬部外品で変わる言い換え表現 次は、化粧品と医薬部外品(薬用化粧品)との区別によって、言える表現が異なります。医薬部外品とは、厚生労働省に承認された有効成分が配合されている製品を指し、一般化粧品より具体的な効果を訴求できます。商品分類による言い換え表現例を、以下の表にまとめました。 ▼ 化粧品と医薬部外品の違い 分類目的言える効果の例化粧品清潔にする、美化する「肌を整える」「うるおいを与える」医薬部外品防止する、衛生「肌荒れ・ニキビを防ぐ」「美白(シミを防ぐ)」医薬品治療する「ニキビを治す」「シミを薄くする」 取り扱う商品のカテゴリにより、使用可能な表現の範囲が変わります。化粧品なのに、医薬部外品と同等の効果を謳うケースは違反となるため、必ず商品分類を確認してください。 参考資料:化粧品と薬用化粧品 | 日本化粧品工業会 化粧品広告の成分訴求で誤認を防ぐための考え方 化粧品広告での成分訴求は、商品の魅力を伝えるのに有効的ですが、消費者に誤認リスクを与えます。ここでは、最新のガイドライン※に基づいて注意すべき成分訴求について解説します。 成分を説明する際に効果を言い切らない 成分名に直接的な効果を重ねてしまうと、化粧品では認められていない効能を示す表現に該当します。例えば「ビタミンCでシミが薄くなる」「植物エキスで小ジワが改善する」といった言い切りは、薬機法違反です。化粧品で言えるのは「肌を整える」「うるおいを与える」など、あくまで化粧品として定められた範囲の効果に限られます。 配合目的の併記で誤認リスクを抑える 成分を強調する場合、その成分が何のために配合されているのかを明記しましょう。以下のように、目的を併記することで安全性や機能面の誤解を防げます。 ✖:ビタミンC配合 ◯:ビタミンC配合(製品の抗酸化剤として) ◯:アルガンオイル(保湿成分)配合 このように、配合目的を明記することは、成分の安全性を誤って伝えないためにも重要です。 成分の特徴を伝える「特記表示」で誇張させない 「高配合」「高濃度」などの特記表示は、成分名だけを大きく見せると、医薬部外品のような作用があると誤認を与える恐れがあります。最新のガイドライン※でも、強調表示は事実以上の効果を連想させず、その成分の配合目的を具体的に明記することが記載されています。 成分訴求は有効な手段ですが、誇張しすぎると違反です。成分名・配合目的・特記表示の3点を押さえることが、消費者の誤認防止と企業の信頼性につながります。 ※① 消費者庁『化粧品等の適正広告ガイドライン』  ② 日本化粧品工業連合会の『特記表示ルール(配合目的の明記)』  ③ 化粧品の表示に関する公正競争規約施行規則-化粧品公正取引協議会 SNS・口コミで起きやすい景表法違反のケース3選 SNSや口コミは、商品の使用感や体験談を知る有効な手段です。しかし、SNSや口コミでも、企業が関与すると「広告」とみなされ、景表法やステマ規制の対象になります。ここでは、SNSや口コミで注意すべき景表法違反ケースを3つ紹介します。 体験談で効果を書いてはいけない 「シミが消えた」などの効能に触れる体験談は、たとえ事実でもNGです。「誰でも同じ効果が出る」と誤認させるため、「しっとりした」などの使用感までに留めましょう。 使用前後のビフォーアフター写真が誤認を招きやすい 商品使用前後の変化を示すビフォーアフター写真も、効果の保証と受け取られやすく、消費者の誤解を招きます。事実と異なる加工や、短期間での変化強調は景表法違反です。特にInstagram・TikTokで補正機能による加工の誤認が増えており、ステマ規制と合わせてもっとも指摘されやすい部分です。 企業が関与する口コミ・投稿はすべて広告になる 企業が金銭や商品を提供して、インフルエンサーに投稿を依頼する場合、広告とみなされます。ここで企業とインフルエンサーの関係性を隠すと、ステマ規制違反に該当します。投稿に「#PR」や「#タイアップ」と目立つように記載しなければいけません。消費者に広告であることを正しく伝え、法律違反のリスクを回避してください。 ▼ステマ規制について、詳しく解説した記事がこちら ステマ対策だけでは不足?薬機法対策も必要な理由を解説 まとめ 表現に迷ったときは、事実を超えて言っていないかを見直すと、景表法に違反していないか判断しやすくなります。化粧品広告は誤認リスクと常に隣り合わせです。化粧品で認められた効能の範囲を理解し、配合目的の明記や特記表示のルールを守ることで、消費者に正確な情報を届けられます。 効能の範囲や表示ルールを理解していても、判断が難しい場面は出てきます。景表法・薬機法に迷ったら、プロに早めに相談するのが安全です。京都薬事広告ラボでは、実務で使える広告表現の提案から、広告全体のチェック、改善までワンストップで対応いたします。広告表現に迷う場面がありましたら、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2025.11.27|読み物

    薬機法、美容広告から見る「流行り言葉」と2025年の最新「トレンドワード」まとめ

     広告づくりの際に、目を惹くトレンドワードやキャッチーな流行り言葉を活用したい、と考えたことはありませんか?新しい情報がスピーディーに流れているこの時代、美容の世界でも毎日のように言葉が生まれ、あっという間に入れ替わっていきます。「旬の言葉」をどう使うか、という視点はマーケティング効果を高めるうえでも欠かせず、薬機法(旧薬事法)・景表法(景品表示法)の観点からは、使用可能なラインと危険なラインをしっかりと判断することが要に。  「ガラス肌」「タイパ」などストレートに伝わる人気表現は、商品そのものの実態と離れた表現になりやすく、化粧品や健康食品のルールを越えてしまうケースも少なくありません。また、SNS発のトレンドワードは爆発的な流行りが広がる一方でピーク期間が短く、実際にキャンペーンが始まる頃には“もう古い”と感じられる可能性も。  本記事では、美容業界・化粧品分野・ウェルネス領域の2025年における動向を振り返りながら、薬機法と景表法のリスクを避ける「配慮した表現」のポイント、広告づくりのヒントとなる「キーワード」をご紹介します。 流行り言葉:「〇〇肌」表現  「〇〇肌」という言葉は、美容文脈で多用されるなじみの深いワード。“仕上がりの比喩”として成立するメイクアップ領域では表現の自由度が高い反面、肌に作用するスキンケア効果の断定につなげてしまうと、薬機法違反の懸念が強まります。スキンケア製品に用いる場合は、化粧品効能効果56項目の範囲内か、言葉が適切に留められているかの確認が大切です。 ☑️ POINT:メイクアップとスキンケア効果の範囲を明確化 ※はメイクアップ効果の表現としてのみ使用可能です トレンド系 水光肌 ツヤ肌 すりガラス肌※ 陶器肌※ マット肌※ 白玉肌※・つるんとした白玉に例えて表現される「白玉肌」→「白」という字が“美白効果”を連想させるため、美白効果のある薬用化粧品や、色彩補正ができるメーキャップ化粧品以外では避けるのが無難◎ キャッチー系 初恋肌 愛され肌 勝負肌 ウルツヤ肌 知性肌 ポジティブ系 赤ちゃん肌 たまご肌 もち肌 すっぴん肌 透明肌 濡れツヤ肌 毛穴レス肌※ ネガティブ系 カサカサ肌 ガザガサ肌 くすみ肌 ゴワゴワ肌 脂性肌 オイリー肌・悪い肌状態を過剰に表現すると、治癒改善効果(医薬品的効果)を期待させる表現につながりやすいので要注意  広告表現の際は製品と効果をしっかりと仕分け、適した言葉を選ぶことが必要です。また、メイクアップ効果でもスキンケア効果でも、過剰なパワーワードは誇大表示に該当するリスクがあります。おおげさな言い回しや浸透表現、前後のテキストやアイキャッチ構成にもご注意を  流行り言葉:「〇〇パ」表現  忙しい現代人にとって、“時間と過程に対する満足度の高さ”は商品を選ぶ基準のひとつ。タイパ(タイムパフォーマンス)、コスパ(コストパフォーマンス)などのパフォーマンス系ワードは、効率志向を背景に使用シーンが急増しています。時間や費用対効果を強調する際は、比較対象を明確にしないと不当表示とみなされ、曖昧にした場合は景表法違反に抵触。化粧品や健康食品などの効能効果に関わる場合は、自社商品との比較のみが適応となります。 ☑️ POINT:比較表現における根拠データを明確化 タイパ / コスパ 比較対象(自社比較・他社比較)を明確化 →「業界最高」「No.1」などは根拠データが必須 ウェルパ(ウェルネスパフォーマンス) 心身を整える効果を指す →「癒す」「改善」を過度に強調すると薬機法に抵触 プロパ(プロセスパフォーマンス) プロセスの合理性・効率の良さを示す →「3秒で劇的変化」「1本で根本改善」など誇大表現に注意  「高品質なのにこの価格、コスパを追求」は自社工夫のため併記なしでOK、「業界最高のコスパ」は比較結果のため根拠データが必須になります。過剰表現は景表法違反につながるのでNGです  2025年の最新トレンドワード  美容・化粧品分野では、「気候」「五感」「ケアの高度化」といったテーマが注目され、SNS発の流行語が広告表現に取り入れられるケースも増えています。移り変わりが早いワードは採用のタイミングや文脈を誤ると、ターゲットとの温度差や“古さ”につながるので、瞬発力と見極めが重要です。例えば、Z世代の流行語を40代以上をメインターゲットとする商材にそのまま使用すると、かえって響かずスルーされる可能性も。さらに、流行語の勢いをプラスした魅力的な表現であっても、化粧品効能効果56項目を逸脱していないか、商品の実態以上の印象を与えていないか、十分に配慮したチェックが求められます。 ☑️ POINT:ターゲットやシーンを明確化 「秋肌アラート発令中」 紫外線など夏の蓄積ダメージに対する「秋の肌荒れ対策」や秋の花粉対策として発信 → 肌悩みやその対応が、化粧品効能効果56項目の範囲内であれば訴求可能・紫外線による乾燥+季節の変わり目の肌荒れ対策の提案に◎・スキンケアの効能範囲※での表現はOK・シミ / シワ、肌荒れ改善、肌ダメージや花粉への効果断定はNG※保湿、UVカット製品や薬用化粧品によるシミ予防、肌荒れ防止効果 「素髪(すがみ)ケア習慣」「美髪課金」 スキンケア発想のヘアケア製品が注目され、うねりケア効果 / 美容成分の配合 / 頭皮のエイジングケアなどを持つ高機能アイテムが続々登場 → ヘアケア領域ではプラスαの価値が一般的に・髪から肌に置き換えても表現できる範囲が◎・浸透やエイジングケアの効果が成立する表現が多い・医薬的効能や治療効果を匂わせる表現はNG 「五感フレグランス」 香り×触感を楽しむ商品が多く発売 → 森林浴を思わせる香り×爽やかな洗い上がり(質感)、甘い魅惑的な香り×グロッシーな艶感(視覚)など、多感覚なアプローチが増加・リラックス、癒しなどのワードは医薬品的訴求になりがちなので注意・「五感を満たす」「見て、触れて、香りをまとう」などの情緒的表現はOK・「五感を刺激しリラックス」「五感に働きかけて癒す」などの身体の機能関与的表現はNG 「ぷるんリップ界隈」 「プランパー効果」「ボリュームアップ」などの表現は、メイクアップ効果のみ可能 → 海外製品ではカプサイシン配合のテクスチャーにより、一時的に刺激を与えるリップコスメが存在・うるおいやツヤによる化粧品効能効果56項目内の表現、メイクアップ効果はOK・カプサイシンによる膨張メカニズムなど、“医薬的作用”の説明はNG・日本ではメカニズムの説明自体がNG 「韓流肌管理」 定期的に美容医療を受け、専門的な肌ケアを行うことを指す → 日本では、渡韓し美容医療を受けたような気持ちになれる「コスメ」の表現に使用・日本のコスメ文脈では“肌管理『的』アプローチ”として表現可能・本来は美容医療を定期的に受ける概念・美容医療相当の効果を連想させる同等表現はNG 参考:@コスメ 2025下半期のネクストトレンド、なにが流行る?@cosmeが予測する美容トレンドを解説【2025上半期ベストコスメ】|美容・化粧品情報はアットコスメ【詳報版】「@cosmeベストコスメアワード2025上半期トレンド予測」 ~キーワードは「#気まぐれ天気プチ直し」、「じゃら×2チャームコスメ」、 「貼るコスメ」、「ぷるんリップ界隈」、「血色感リンクメイク」、「おうちで韓流肌管理」~ [istyle 株式会社アイスタイル]  伝えることと守ることを大切に。心に響く表現と、薬機法に基づく正確さを両立した広告サポートを得意としています。言葉選びに迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。 薬機法ビューティエディター 渡邊 1989年生まれ、一児の母。百貨店でのアパレル販売職を経て、2016年からライターとして独立。大手Webファッションメディアにて記事執筆を手がけ、現在は主に薬機法を考慮した美容コンテンツの製作を担当。PR企画や広報・広告サポートなど多方面で活動中。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2025.11.18|読み物

    肌と髪の浸透表現を薬機法のルールとともにおさらい【NGワード / OKワード】

     気温が一気に下がり、空気がぴりりと乾燥する今日この頃。オンラインでもオフラインでも、「保湿・うるおい」というキーワードが増え、乾燥対策にフォーカスした広告やコンテンツが増えてきました。今回は、薬機法ビューティエディターとして活動する筆者が、薬機法(旧薬事法)における浸透の範囲をおさらいし、NGワードを含めたルールの解説と、広告表現の注意点をわかりやすくご紹介します。  ECメディアが行うピックアップページ、インスタグラムやX(旧Twitter)によるインフルエンサーのPR、メーカーやブランドが展開する保湿アイテムの訴求テキストなど、多岐に渡る広告ページを正しくカバーするために。“スキンケア、ボディケアに適した浸透表現”を、特例としてチェックしておきたい“髪の浸透表現”とあわせてピックアップしました。 肌・スキンケアの保湿、うるおい表現  スキンケアに用いる浸透表現は、薬機法に抵触する“うっかりパターン”が多いため、慎重な言葉選びが求められます。肌へのうるおい表現の主なルールとして、化粧品(化粧水・乳液・美容液・クリーム・シートマスクなど)が作用し届くのは、角質・角層までの範囲。原則として、表皮の基底層や真皮など、奥の層まで浸透するかのような言い回しはNGです。会話でのアプローチやテキスト説明、使用感とコメント、ビジュアル演出も同様に、「角層の奥まで」「肌の奥まで」という表現は避ける必要があります。  また、景品表示法の観点では、「今までの美容液全部捨てた!」といった誹謗比較に該当する言い回しや、「1週間で肌が生まれ変わる!」などと謳うおおげさなキャッチコピーもチェックの対象です。PR案件や商品口コミ、レビューは、ユーザーにとって身近な体験談を聞くことができる貴重な訴求コンテンツなので、しっかりと言葉を整え広告に活用したいところ。 NGワード一覧 肌の内側に届く 乾燥肌を改善 真皮層まで浸透(承認済み薬用化粧品のみ可) うるおいが100時間持続 他にはない唯一のうるおい効果 OKワードのヒント 角層のすみずみまで 気になるカサつきをケア 肌に行き渡る ※角層まで うるおいが心地よく持続 うるおいに満ちた肌感に  ブランドの世界観を壊さず、読み手の気持ちに寄り添う“音感”や“情緒”を持たせることもポイントです。たとえば、リズムや響きのある言葉選び、やわらかな単語の組み合わせ、媒体のムードに沿うトーンや語彙。私自身、こうしたニュアンスを丁寧に紡いだ、正確さと美しさを両立する文章作りを意識しています  体・ボディケアの保湿、うるおい表現  パーツごとに多彩な関連商品が紐付けられている、体という大きなカテゴリ。保湿を担うアイテムも、ボディウォッシュ、ボディオイル、ボディクリーム、バスエッセンスなどがあり、パーツ別にカテゴライズすると、ハンドケア、ネイルケア、かかとケア、デリケートゾーンケアなど、目的や使用部位に応じたプロダクトが豊富に存在しています。  肌への浸透表現は、スキンケアと同じく角質層(角層)までが基本。さらに押さえておきたいのが、ラインナップ範囲が広いボディケア製品に多い、“付加価値の訴求”にまつわる表現です。「疲れを癒しリフレッシュ」「不眠を解消するリラックス効果」「ストレスを緩和」「低刺激で安心」「血行促進」など、医薬品的作用や改善が得られるかのような、本来の機能を超えた副次的効果を想起させる、インパクトを重視したNGワードが散見されます。 NGワード一覧 アロマセラピーで疲れを忘れる 疲労を取り除きリラックス 赤ちゃんにも使えて安心安全 バスエッセンスでデトックス 温浴効果でストレスを打破 OKワードのヒント 香りを楽しめるボディケア 心までほぐれるような芳香 やさしい使い心地 バスエッセンスでご自愛時間を 気持ちを切り替えたいバスタイムに  香りやテクスチャー、使用シーン、パッケージ、植物由来成分など、保湿効果とともに伝えたいアピールポイントはたくさんあります。香りがもたらす情緒的な表現や使用感、心地よさなど、情報やワードを正しく整えながら、商品の魅力を余すことなく引き立てる言葉選びを意識してみてはいかがでしょう  髪・ヘアケアの保湿、うるおい表現  ヘアケア製品は、毛髪と頭皮を清浄するシャンプーなどの“落とすケア”と、髪のうるおいや油分を補い保つヘアトリートメント&ヘアコンディショナー、ヘアオイル、ヘアミルクなどの“与えるケア”に大きく分類されます。保湿に加え、ハリやコシ、切れ毛、枝毛、帯電防止にも訴求範囲が広がる、プロダクトが持つ強みや特徴を伝えやすいカテゴリです。  浸透表現に関しては、肌のうるおい表現ではNGとされる「内部まで保湿」という表記がOKに。「髪の内側に浸透」「芯までうるおいを届ける」などの標榜が可能となります。ただし、毛髪の約85%を占めるコルテックスや、髪の中心に位置するメデュラなど、髪組織へのアプローチを名称とともに記載する際は、エビデンスの確認が必須です。「治る」「修復」など、状態を改善させる表現は不可となります。 NGワード一覧 乾燥した髪をうるおいで蘇らせる ダメージヘアをトリートメントで修復 頭皮トラブルを防止 瞬時にツヤ髪へ再生 毛質改善で徹底保湿 OKワードのヒント 髪の内側までうるおいを与える ダメージヘアをトリートメントで補修 頭皮をすこやかに保つ 指通りのいいツヤ髪に しっとりまとまる髪へ  ヘアオイルなどのヘアケア製品は、季節を問わずギフトにも選ばれる“フレグランス未満”の人気モノ。艶めきと芳香をそっと髪にまとうことで、日常に小さな高揚感を与えてくれます。ワードの美しい言い換えとともに、使用シーンが思い浮かぶような香りのストーリーを描くと、きっとプロダクトの魅力が伝わるはず   伝えることと守ることを大切に。心に響く表現と、薬機法に基づく正確さを両立した広告サポートを得意としています。言葉選びに迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。 薬機法ビューティエディター 渡邊 1989年生まれ、一児の母。百貨店でのアパレル販売職を経て、2016年からライターとして独立。大手Webファッションメディアにて記事執筆を手がけ、現在は主に薬機法を考慮した美容コンテンツの製作を担当。PR企画や広報・広告サポートなど多方面で活動中。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2025.09.18|お知らせ|案内

    薬機法広告コンサルティングサービスのご案内

    いつもお世話になっております。 美容・健康商品を扱う企業様の広告表現でお困りのことはございませんか。 弊社では、薬機法に準拠した広告表現のコンサルティングサービスをご提供しております。 弊社のサービス内容 1. 薬機法・景表法広告コンサルティング 広告表現コンサルティング化粧品、健康食品、医療機器など、商品カテゴリに応じた適切な広告表現をご提案いたします。売上向上と法令遵守を両立した効果的な訴求方法をサポートします。 広告審査・チェックサービス既存の広告やWEBサイト、パンフレットなどの表現を薬機法・景品表示法の観点から詳細にチェックし、リスクのある表現を特定して改善案をご提示いたします。 薬事顧問サービス切れ目のない伴走型コンサルティングとして、薬事顧問サービスをご提供しております。継続的なサポートにより、日々の広告運用から新商品開発まで、あらゆる場面で安心してご相談いただけます。 2. 薬事広告セミナー・講座 企業向けセミナー社内での薬機法・景表法の理解を深めるための企業向けセミナーを開催しております。広告担当者様や営業担当者様向けに、実務に即した内容をお伝えします。 定期講座・勉強会最新の法規制動向や具体的な事例を交えた定期講座を実施。継続的な学習により、自社での適切な判断力を養っていただけます。 3. 女性向け商品マーケティング支援 女性目線でのマーケティング戦略美容・健康商品において重要な女性消費者の視点を活かしたマーケティング戦略をご提案いたします。薬機法に準拠しながら、女性に響く効果的な訴求方法をサポートします。 商品開発・ブランディング支援女性のニーズを的確に捉えた商品開発やブランディング戦略の立案をお手伝いいたします。 このようなお悩みをお持ちの企業様へ 広告表現が薬機法に違反していないか不安 効果的な訴求をしたいが、リスクが心配 競合他社の表現を参考にしたいが、適法性が分からない 新商品の広告表現を事前にチェックしてほしい 行政指導を受けたことがあり、今後のリスクを避けたい 安心してお任せください 美容・健康商品の広告表現は、適切な対応により売上向上と法令遵守を両立できます。豊富な実績と専門知識を活かし、皆様のビジネス成功をサポートしてまいります。 なお、この度より分かりやすい情報提供のため、ホームページをリニューアルいたしました。サービス内容や事例紹介など、詳細な情報をご覧いただけます。 薬機法に関するご不安やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。初回相談は無料で承っております。 お問い合わせ・無料相談お問い合わせフォーム:[お問い合わせ - 京都薬事広告ラボ株式会社] 薬機法広告コンサルティング [京都薬事広告ラボ株式会社]

  • 2025.08.18|お知らせ|メディア実績

    【メディア掲載のお知らせ】韓国化粧品協会公式サイトに掲載されました

    韓国化粧品協会「日本向け輸出代行機関リスト」に弊社が掲載 この度、韓国化粧品協会(KCIA:Korea Cosmetic Industry Association)の公式ホームページにて、「日本向け化粧品輸出代行機関案内(2025年改正版)」に弊社が掲載されましたことをお知らせいたします。 掲載内容について 掲載機関: 韓国化粧品協会(Korea Cosmetic Industry Association) 掲載日: 2025年8月18日 掲載内容: 日本向け化粧品輸出代行機関リスト(2025年改正版) 確認URL: https://kcia.or.kr/home/law/law_08.php?type=view&no=16896&ss=page%3D%26skind%3D%26sword%3D%26ob%3D 韓国化粧品協会について 韓国化粧品協会は、韓国の化粧品産業の発展と競争力向上を目的として設立された業界団体です。韓国の化粧品企業の海外進出支援、技術開発促進、品質向上などの活動を行っており、K-ビューティーの世界的な普及に重要な役割を果たしています。 掲載の背景 近年、韓国の化粧品企業の日本市場進出への関心が高まっています。K-ビューティーブームの影響で、日本における韓国化粧品の需要は急速に拡大しており、多くの韓国企業が日本市場への参入を検討しています。 このような背景を受け、韓国化粧品協会では会員企業の海外進出支援の一環として、日本の化粧品関連許認可および輸出業務を代行する機関の情報調査を実施し、その結果として信頼できる代行機関のリストを公開しました。 弊社のサービス内容 弊社では、韓国化粧品企業様の日本市場進出を包括的にサポートするため、以下のサービスを提供しております: 法規制対応サービス 日本の薬機法(旧薬事法)に関するコンサルティング 成分や市場に関する調査 マーケティング支援 日本市場調査・分析 販路開拓支援 流通パートナー紹介 プロモーション戦略立案 ラベリング・表示対応 日本語ラベリング作成 薬機法準拠の表示確認 パッケージデザイン調整 日本市場進出の重要性 日本は世界第3位の化粧品市場規模を誇り、品質に対する要求水準が高く、新しい美容トレンドに敏感な消費者が多い魅力的な市場です。特に以下の点で韓国化粧品企業にとって重要な市場となっています: 重要事項のご案内 韓国化粧品協会より以下の重要事項が明記されています: 「本リストに掲載された代行機関は、韓国化粧品協会が公式に認定または推薦する機関ではなく、各会員企業におかれましては参考資料としてご活用ください。本案内を通じて協会が経済的利益を得ることはなく、代行機関との実際の業務進行時に発生する問題について、協会は民事・刑事上の責任を負いません。」 弊社といたしましては、この掲載を機に、より一層韓国化粧品企業様への質の高いサービス提供に努めてまいります。 最近の日本市場動向 K-ビューティーの成長 韓国化粧品の日本向け輸出は、2017年の1億9,000万ドルから2021年には5億8,452万ドルまで増加し、5年間で年平均32.4%の成長率を記録しています。現在、日本の化粧品輸入市場において韓国は第2位の地位を占めています。 人気カテゴリー スキンケア製品(特にシカケア、レチノール配合品) マスクパック クッションファンデーション リップティント アイシャドウパレット 消費者動向 10代:72.9%が韓国化粧品使用経験あり 20代:61.7%が使用経験あり 30代:51.2%が使用経験あり 弊社の強み 専門知識と経験 日本の化粧品法規制に関する深い知識 薬機法対応の専門スタッフ 実績と信頼性 多数の国内化粧品企業様との取引実績 韓国化粧品協会掲載による信頼性 継続的なフォローアップ体制 透明性の高い料金体系 まとめ この度の韓国化粧品協会への掲載は、弊社にとって大変光栄なことであり、韓国化粧品企業様への更なるサービス向上の機会と捉えております。 日本市場への進出をご検討中の韓国化粧品企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の日本市場進出を成功に導くため、全力でサポートいたします。 K-ビューティーの更なる発展と、韓日両国の美容業界の交流促進に貢献できるよう、今後も努力してまいります。 お問い合わせ 日本向け化粧品輸出に関するご相談やお見積りについては、以下よりお気軽にお問い合わせください。 韓国化粧品協会掲載企業として、信頼性の高いサービスをお約束いたします。 関連サービス 薬機法コンサルティング 日本市場調査 販路開拓支援

  • 2025.07.23|お知らせ|案内

    【夏季休業のお知らせ】

    いつも弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。 ■ 休業期間2025年8月8日(金)~ 8月17日(日) 休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、**8月18日(月)**より順次対応させていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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